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入居率を左右する!?物件選び、3つのポイント。

2018年08月04日土曜日

不動産投資が成功するかどうかは、物件選びの段階でほぼ決まるとも言います。ではどのような物件を選べば、安定した収益を得ることができるのでしょうか?

最大のポイントは「立地」。将来の住宅需要も想定して選ぶべし。

物件選びにおいて最大のポイント、それは「立地」です。住宅需要が高い、つまりそこに住みたいという人が多くいるような場所を選びましょう。
分かりやすい例を挙げると都心、その中でも駅に近い立地。駅徒歩10分圏内であることはマンション経営において、ひとつの基準。それ以上になると、賃貸検索サイト内で検索すらされない恐れもあります。
また都心であれば、家賃を高めに設定することができます。加えて将来的に売却することになったとしても、都心の便利な立地にある物件は投資家から見ても魅力的。高価格で売却できる可能性も高まるでしょう。
そしてエリアを検討する際は現在の状況だけでなく、将来の住宅需要に着目することも大切。特に今はオリンピックの開催を控え、再開発事業などが至るところで行われており、数年間で人の動きが変化することも大いに考えられます。

安定を目指すなら、断然「築浅」!

近年ではリノベーションマンションの人気も高まっています。しかし手を加えず使うことを考えるならば、築浅の物件の方がより多くの人に関心を持ってもらうことができ、結果安定して入居者を確保することができるでしょう。
またマンションが建築された時期によって、地震に対する強度も大きく異なります。地震に強い物件を選ぶには、1981年以降に作られた「新耐震基準」の物件であることが重要。新耐震基準法は、1978年に宮城県沖で発生した地震による被害を教訓として新たに定められた基準で「震度6強以上の地震で倒れない住宅」とされています。実際に阪神淡路大震災や東日本大震災の際にも、新耐震基準で建てられたマンションの地震による倒壊は、ほとんど無かったといいます。

設備仕様の充実もポイントに。

ターゲットによって程度の差はありますが、設備の充実度も入居率を左右する要素のひとつ。最近では、単身者には特に無料のインターネットやエントランスオートロック、浴室乾燥機などが人気のようです。
その点を考えると、築年数の経った物件を購入する場合はリフォームが付き物ということも念頭に置いておく必要がありそうです。一見まだ快適に住めそうな物件を中古で安く買えたとしても、人気の設備が無いため入居者がなかなか決まらなかったり、決まったとしても近い将来に、水回りのトラブルや設備の故障が起こる可能性も。目先の物件価格や利回りだけでなく、多角的に考えた上で物件を選ぶ必要があるでしょう。

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