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マンション経営だけが不動産投資じゃない?投資方法の種類とは

2018年03月15日木曜日

不動産投資と一口に言っても、「現物不動産投資」「小口型不動産投資」「証券化不動産投資」そして「変り種不動産投資」の大きく分けて4種類の投資方法があることをご存知でしたか?それぞれ、一体どのような方法なのでしょうか。一緒に見ていきましょう。

現物不動産投資

現物不動産投資はいわゆる皆さんがイメージする不動産投資のこと。マンションなど実際の不動産を購入し、賃貸に出すことで収入を得る方法です。簡単に言ってしまえば「大家さん」ですね。現物不動産投資の中でも以下のように大きく2パターンあります。

・0から資金を作り、不動産を購入して始める方法
・既に所有している土地に賃貸物件を建築する方法

また、購入する不動産も新築マンション、中古マンション、戸立て・マンション一棟、アパートなど多種多様。それぞれにメリット・デメリットがありますが、どの選択が正しいということはありません。

小口化不動産投資

ビルや商業施設など、一人では高額すぎて購入が難しい物件の投資資金を小口に分け、複数人で出し合う方法が小口化不動産投資です。チームプレイで行う不動産投資と言ったところでしょうか。皆で少しずつ投資し合えば、少ないリスクで大規模な不動産事業を展開させることができます。

収入の仕組みとしては、例えば1億円の物件を10人で投資すると一人あたりの投資金額は1000万円。その不動産事業で10億円の利益が出たとすると、一人1億円ずつ分配されることになります。

証券化不動産投資

複数人の投資家から資金を集め、その資金を不動産投資法人などの専門家がオフィスビルや商業施設などに投資し、その収入を投資家に分配する商品を不動産投資信託(J-REIT)と言います。証券化不動産投資はその不動産投資信託を購入する投資方法です。専門家が不動産の保守や運用を行ってくれるため、投資家は資金を投資するだけで収入を得ることができます。

変り種不動産投資(駐車場経営)

土地が狭い、複雑な形をしているなどの理由から建物を建てることができない場合、駐車場を設置して不動産投資を始めることができます。初期費用が安く、仕組みが分かりやすいため始めやすい投資方法とも言えます。また、駐車場のニーズがある土地であれば初期費用をかけて立体駐車場を建てるとより多くの収入を狙えるでしょう。駐車場経営を始める際には月極めなのか時間貸しなのか、自分で経営するのか、業者に委託するのかなどと言った選択肢があります。

自分の投資プランに合った方法を選ぼう

いかがでしたか?不動産投資には沢山の選択肢があることにお気づきになったのではないでしょうか。初期費用が安価なものもあるため、若い方や女性の方でも気兼ねなく始めることができます。将来の投資プランをよく考え、成功できる方法で不動産投資を始めていきましょう。次回からは、それぞれの投資方法についてさらに詳しい内容を紹介していきたいと思います。


参考文献
『文藝春秋特別編集 不動産で勝つ! 後悔しない土地活用/不動産投資の新潮流』
 文言春秋 平成29年4月12日
『初めての不動産投資1年生 儲かるしくみと損する理由がわかる本』 岡本公男
 明日香出版社 平成29年2月25日

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