Mansion Tech Magazine

不動産投資で家族を守る。「団体信用生命保険」とは?

2018年07月25日水曜日

ここまで生命保険について、さまざまな面から見てきた。さて、あなたは「不動産投資が生命保険代わりになる」と聞いたことはあるだろうか?不動産投資といえば、家計にゆとりをもったり、老後資金を貯めたりしたい時に検討するもの。生命保険、つまり自分に万一のことがあった場合の備えになるとは、どういうことなのか?一般的な生命保険との違いについても、併せて見ていきたい。

不動産という収入源を遺すことで、家計の助けに。

一般の生命保険は、万一の際に保険金が支払われるようにすることで、遺された家族の暮らしを支えるもの。 不動産投資も収益性の高い不動産を遺し、家族の生活を楽にすることで、生命保険と同じような効果が期待できる。また、まとまった資金が必要であれば不動産を売却することができ、あるいは引き続き賃貸に出すことで、継続して家賃収入を得ることもできる。共働きの家庭が増えているとはいえ、大黒柱を失った家族にとって、副収入が得られることは心強い支えとなるのではないだろうか。

ローンは、「団体信用生命保険」で完済。

生命保険の代わりとして不動産投資を考えた時に、「団体信用生命保険」の存在も大きなメリットとなる。これは住宅ローンの返済中に契約者が死亡または高度障害になった場合、生命保険会社がその時点での住宅ローン残高を、契約者本人に代わって債権者に支払い、ローンが完済となる制度だ。 この制度があることで、たとえローンを残して一家の主が亡くなったとしても、家族が支払いに頭を悩まされることもなく、資産を受け継ぐことができるのだ。

一般の生命保険に比べて保険料が割安。

一般の生命保険では、健康状態に問題があると加入できないことがあるが、これは団体信用生命保険でも同じ。健康状態を正しく伝えなかった場合は「告知義務違反」として、保険金が支払われないこともあるので注意したい。 一般の生命保険と団体信用生命保険で異なる点は、保険料の安さだ。金融機関がローン契約者をまとめて申し込むため、事務コストが節減される分、保険料を安くすることができる。また加入時の年齢によって保険料が高くなることがないというのも、違いの一つだろう。

google
twitter
facebook

CONTACT 投資のご相談