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動くなら今。40代から始める老後への備え。

2018年02月21日水曜日

住宅や教育などの費用にもある程度めどが立ち、入れ替わるように、介護や年金といった老後の問題が現実的なものとなってくる40代。しかし実際には40代前半の7割以上が、老後の経済的な備えについて「不足している」と感じているという。40代といえば、定年退職までの期間は一般的に20年前後。老後対策として新たに不動産投資を始めるには、金銭面においても、また体力や気力の面でも適したタイミングと考えられる。40代から不動産投資を始めるメリットやポイントについて、今回は見ていきたい。

賃貸物件オーナーの内、約35%が40代。

やや古いデータになるが、2007年にHOME’Sが行った調査によると、不動産賃貸物件オーナーを年齢別に分類すると、最も多いのは40代。全体の約35.2%を占めている。40代は20〜30代に比べて社会的信用度が高く、収入も安定。そして50代と比べると、定年退職までの期間も長く、ローンを組む場合も無理のない資金計画が立てやすい頃。不動産投資を行いやすい世代と言える。

退職金も活用してローンを完済、老後は家賃がそのまま収入に。

40代の内に不動産投資を始めるメリットのひとつとして、老後の金銭的な負担をなくす・もしくは軽減できることが挙げられる。例えば47歳で20年のローンを組んだ場合を考えてみよう。月々の返済額によっては、家賃収入では賄いきれず、少額の持ち出しになる可能性もある。しかし定年後は、退職金を使って繰り上げ返済を行い、ローンを完済。それ以降は、家賃収入がそのまま老後の資金となる。退職金は目減りするが、その代わりに不動産という資産を得ることができる。賃貸運用だけでなく、必要となれば売却することも可能で、いざという時の安心感にも繋がるだろう。。

万一の際、大切な家族を守る存在にも。

また不動産投資でローンを組んだ場合「団体信用生命保険」、通称「団信」が利用できることも大きな魅力となる。「団信」とは住宅ローンの返済期間中に契約者が死亡または高度障害になった場合、本人に代わり生命保険会社が残高を支払うことで、ローンが完済となる制度。万一の際もこの制度があれば、ご家族は返済に困らないだけでなく、家賃によって安定した収入を得ることが可能となる。不動産投資を行うことで、自らの死後に備えることもできるのだ。

老後に備えながら、「今」も楽しむ。

老後が身近なものとなったとはいえ、まだまだ働き盛りの40代。子育ても落ち着き、趣味を楽しむ余裕も生まれてくる頃だろう。10年、20年先への不安を抱きながら毎日を過ごすのではなく、計画的に老後対策を行うことで、是非今の時間も大切に過ごして欲しい。不動産投資は将来に向けた備えであると同時に、「今」を楽しむための手段でもあるのだ。

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