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ゆとりある老後に向けた備えとは?

2018年02月21日水曜日

今回のテーマは「ゆとりある老後への備え」。
これまで見てきたように、公的年金などに頼り切るのではなく自分自身で、老後のための対策を立てていかねばならない現代。では具体的に、どのような備え方があるのか?今回は、4つの手段とそのメリット・デメリットを紹介する。

低リスク・低リターンな「定期預金」。

恐らく、多くの方にとって身近な存在である「定期預金」。一番のメリットは預金保険制度によって、金融機関毎に1,000万円までの元本と、破綻日までの利息等が保護されている点。
しかし安全性が高い分利率が低く、少ないリターンしか得ることができないというデメリットも。数十年前と比べても金利が大きく低下している今、定期預金だけで老後資金を蓄えるのは難しいと言える。

ハイリスク・ハイリターンな「株」。

オンライン取引の普及により、投資家だけでなく一般にもその裾野が広がっている「株」。上手くいけば大きな利益を上げられる一方で、投資先企業の業績悪化や倒産などの出来事によって株券がゴミ同然になる危険性もある、ハイリスク・ハイリターンな投資法だ。
常日頃から市場をチェックし、株価の動きを予測する必要があり、そのためには事前の勉強も欠かせない。さらに、それらをしっかりと行ったとしても確実に儲かるという保証はない。気軽に取引できるようになったとはいえ、簡単になった訳ではないのだ。

同じくハイリスク・ハイリターンな「FX」。

「FX」とは外国為替取引のことで、ドルやユーロといった外国通貨(為替)を交換・売買し、利益を得る金融商品の一種。株取引と似た点も多いが、最も大きな違いは為替の変動によるリスクだろう。為替は24時間変動し、予想とは全く異なった値動きが起こる恐れも。もし保持している通貨の価値が下がれば、為替差による損失金が発生する。
またFXは、国内では手持ち資金の25倍もの金額まで投資することができるため、わずかな資金で大きな利益を得られる可能性があると同時に、損失を出した場合には、手持ち資金を上回る金額を支払わなくてはならない。

低リスク・ロングリターンな「不動産投資」。

このように多種多様な備え方がある中、老後への備えとして相応しいのは「不動産投資」ではないだろうか。最大の特徴は、中〜長期にわたって家賃という収入を安定して得られる点。例えばワンルームマンションを家賃9万円程度で貸し出した場合には、年間で100万円以上にもなる。
次回はこの不動産投資について、老後対策の面からさらに詳しく見ていきたい。

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