投資を始めよう!…でも何をしたらいい?通常の不動産購入とは違うの?そんな疑問をお持ちの方のために、マンション投資をスタートするまでの流れについてご紹介していきます。
何はともあれ、まずは情報収集。
不動産投資において収集すべきは、物件に関する情報だけではありません。重要なのは、業界の動向を知ること。例えば人気のあるエリアや求められている設備、物件価格は上昇傾向にあるのか…など。これらの情報は書籍や雑誌、セミナー等で得ることができます。中でもマンション投資セミナーは、生の情報が得られる機会。無料で参加できるものもあるので、積極的に活用すると良いでしょう。
不動産会社に相談、そして資金計画。
大まかな方向性が固まったら、投資物件を扱っている不動産会社に相談してみましょう。希望を伝えることも必要ですが、相手は不動産のプロ。現在の資産状況や収入も伝え、自分に合った投資物件を紹介してもらうよう努めることが大切です。
次に資金計画。予め大まかな資金繰りは考えていることと思いますが、ここでさらに細かく計画を立てていきます。自己資金と借入金をどの程度の割合にするのか、修繕などの費用は…。長期的な視点でシミュレーションを行いましょう。
物件を調査。キーワードは「住む人目線」。
購入物件の見当をつけたら、次はその物件の調査を行います。現地に自ら足を運び、書面では知ることのできない環境なども確認することが重要。住む人の目線に立って、建物の状態や周辺の様子をしっかりとチェックしましょう。
さまざまな角度から検討した上で購入を決めたら、申込み。その際には申込金が必要になりますが、これは正式な契約ではなく、あくまで「物件を押さえる」という意味合いの手続きとなります。さらに本契約の前に、住宅ローンの「仮審査」を受けます。年収や資産状況などを審査し、融資可能かどうかが判断されます。
いざ契約、そして引渡しへ。
仮審査に無事通過となれば、引渡しまであと一息。正式な売買契約の前に、物件の状況が細かく記載された「重要事項説明書」が交付され、口頭での説明も行われます。
その後「不動産売買契約書」に記名・捺印し、いよいよ正式契約。併せて金融機関に不動産投資向けローンの本申込みをし、物件の最終確認を行います。また登記の申請書類の確認や、残金の支払いなど、売買契約の決済が行われます。この時、登記費用などの諸費用も必要となります。住民票等の書類も忘れずに。支払いや登記手続き、融資実行などが完了したら、無事に物件の引き渡しとなります。
ここまでお読みいただき「果たして自分にできるのだろうか?」と不安に感じている方もいるかもしれません。でも始めるまでに手間がかかるということは言い換えれば、じっくりと検討する時間があるということ。また資金計画や物件の検討から購入後の賃貸管理まで、一貫してサポートしてくれるような企業もあります。まずは一歩、踏み出してみてはいかがでしょうか。